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学校では教えてくれない社会のオキテ

学校では教わることの出来ない、社会に出ないとわからないオキテ(ルールあるいはマナー)についてのブログ。既に就職されている方のご参考にもなるでしょう。

第25講 報告書は今の報道番組を反面教師としてつくろう〜 仕事(3)

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第25講 報告書は今の報道番組を反面教師としてつくろう〜 仕事(3)

「報告書をつくる」ことに注意すべきことは何でしょうか? 実は、その反面教師として、今の報道番組があります。何故なら、ほとんどの報道番組は、報告書がしてはいけないことを率先してやっているからです。

 

(1)タイトルや見出しは「釣り」や「トリッキー」である必要はない  

 そもそも報告書のタイトルや見出しというものは、内容のエッセンスを凝縮したものであって、一部を意図的に強調したものや主観や感情の入り込むようなものではないはずです。
 ところが、世の報道番組はそうではありません。一時的に目や耳を引くような「釣り」や現実歪曲ギリギリの「トリッキー」なやり方でとにかく番組を見せることに注力するわけです。たとえ視聴者が失望しても、少ないチャンネル数だからどうせまた見るだろうという甘さもあるのでしょう。
 しかし、ビジネスの世界では一度チャンスを逃せば後はないのが普通当たり前です。ど真ん中ストレートが結局一番いいのです。

(2)自分に都合の良いデータや意見ばかりを取り上げない

 報告書はエレガントである必要はありません。むしろ賛否両論、侃々諤々な議論でゴツゴツしたものであるべきです。出来るだけ公正で公平な調査や事実を得るための努力を最後まで惜しまないようにしましょう。どうしても思った通りの結論が得られないということだったら、その最初思い描いた流れこそが間違っていたことを認める柔軟さを持ちましょう。
 報道番組が、世間に迎合する流れに合わせるように、常識的な意見を巣鴨の高齢者や新橋の中高年サラリーマンに言わせ、異端な意見を渋谷や秋葉原の若者に言わせるというステロタイプに陥っていることは甚だ不健全で不誠実、そして不公平なやり方だとは思いませんか。

(3)最後は「一般論オチ」や「投げ出し」ではいけない。具体的な会社や上司への要望や自分のアクションを明確に提示する。

 報告書が目指すこととは何でしょうか。それは、結論を受けて、具体的に会社や上司にどういう動きをして欲しいか、そして自分はどういうアクションをしようと考えているのかを明確にして、「今後の変化へのきっかけ」となる位置づけになることを目指すべきです。
 誰もがわかっていることや常識的なことでの「一般論オチ」、あるいはこうなればいいなぁ、という希望とか、こうあるべし、という理想論という「投げ出し」で終わる報告書などはビジネスの世界では不要です。時間と労力のムダでしかありません。
 「今日は徹底討論します!!」と宣言しておいて、さんざん政治家や識者に喧々囂々言わせたあげく、「結論は視聴者の皆さん一人一人で出してみて下さい!」などとやっている報道番組と同じ轍を踏んではいけません。


 そもそも、我が国の報道番組というものは、記者の取材を基にしてアナウンサーが事実を正確に話すことが中心でした。それが欧米的なキャスタースタイルを中途半端に取り入れた結果、現場に積極的に足を運ぶという方向ではなく、メインキャスターはスタジオでコメンテーターを相手にヨタ話をして視聴者のガス抜きをするだけの「傍観客観主義」に陥ってしまい、哀れな情報娯楽番組と化しています。
 しかし、ビジネスの場はそういう場ではなく、全て当事者同士の直接的なぶつかり合いであるべきではないでしょうか。
 傍観者は要らないのです。

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50代前半。化学系と印刷系の会社で研究・開発・製造・企画系の業務経験あり。

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