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学校では教えてくれない社会のオキテ

学校では教わることの出来ない、社会に出ないとわからないオキテ(ルールあるいはマナー)についてのブログ。既に就職されている方のご参考にもなるでしょう。

第34講 知らず知らずのうちにフィルターをかけて世の中を見ていませんか

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第34講 知らず知らずのうちにフィルターをかけて世の中を見ていませんか

どんなに冷静で思慮深い人であっても、会社に慣れてしまうと会社の中と外とを同じ基準では見られなくなってきます。いわゆる「フィルター越しにものを見る」ということに陥りやすく、ひいては会社が左前になり始めてもダラダラと居続けてキャリアチェンジのチャンスを失うことにもなりかねません。 今回はご自分がそうなっていないかをチェックするポイントをお示しします。



(1)同業他社の動きだけが気にかかる

 企業にしても個人にしても、今は「機会の奪い合い」が競争の主戦場です。同業他社の競合品購入ということに限らず、他の分野からの参入や顧客の自社開発のようなものもあり得ます。いきなり市場自体が消失することもあるかもしれません。
 さらにはサービス業であれば他業種の商品に消費機会(時間や場所など)を奪われるということもあります。もし同業他社ばかり気になって見ているとしたら、既に視界が狭くなっているということです。

(2)今開発中(企画中)のものが世に出れば状況は好転すると考えている

 例え、今業績が悪くても株価が低くても、今やっていることがものになればなんとかなると思っていないでしょうか。しかし世の中はその間止まっているわけではありません。そして顧客も株式市場も気まぐれですから、そんなにノンビリ待ってくれることはなくなって来ました。
 外から見てしばらく何の動きもないなら、それは「やる気のない会社」と見られていると同じ。それでもじっと会社内で僥倖を待っているのなら、あなたはもう時代から遅れつつあるのかもしれません。

(3)新興勢力を軽くみて相手にしていない

 企業活動である以上、取引する相手の信用度確認は大事なことです。しかしだからと言ってそれだけで、会う機会さえ最初から切り捨ててしまっているとしたらそれは甚だ問題です。
 新興勢力こそ、どういう商品や技術・サービスを持っていてどういう戦略を考えているのかを探っておく必要があります。直接会ったり先方の引き合いに対応することをついつい面倒がって消極的になっているのなら、それはあなたのアンテナが錆びてきている証拠です。取引相手が固定されているならなおさら要注意。

(4)ありものの"市場調査レポート"で戦略を決めている

 「情報」はいつの時代でも大事です。正確な情報をいかに早く知って対応できるか、ということが企業活動の全てといってもいいでしょう。さてそれでは、市場調査というものにどれだけあなたの会社はリソースを割いているでしょうか?  
 まさか、ネットの公開情報や既成の調査会社レポートでよしとしているとしたらそれは虫が良すぎるというものです。そういった情報は同業他社どころかすべての企業が”既にわかっている”いわば陳腐な情報。しかもその情報は、ちょっと世間の風向きが変わるといくらでも数値は変わっていきます。もしくは国策に沿うように書き換えられることさえあるのです。
 自社の事業だけがうまくいくようなレポートや調査会社だけを信用しているのなら、それはもう完全にあなたの目は曇っています。むしろネガティブ情報を精査することの方がよっぽど大事でしょう。 リスク管理を怠っては会社も個人も生き残れません。


 一時期のデフレ期から国内企業は息を吹き返しつつあるようです。ただこれもいつまで続くかわかりません。むしろ、ちょっと景気が上がってきたことでせっかく業界再編や企業改革をするきっかけをまた失いつつあるとすれば、長期的に眺めれば良くない事態なのかもしれません。
 基幹となる事業自体の発展による業績向上ではなく、単に為替変化や株価アップによる見かけの業績向上に喜んではいないか。単に刹那的な市場拡大のお下がりで潤っていないのかどうか。  そう自社、ひいては自分を今一度チェックしてみてはいかがでしょうか。まず間違いなく目は曇っているはずです。それを認識しておくだけでも今後のあなたの行動は違っていくと思います。

 自社の四季報を見ていますか?
 自社の今の株価を知っていますか?
 自社のプレスリリースを全部読んでいますか?
 あなたの業種の転職市場を把握していますか?

 以上、ご参考いただけますよう。

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50代前半。化学系と印刷系の会社で研究・開発・製造・企画系の業務経験あり。

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